レゴ® Insidersウィークエンドがやってくる!11月23日~11月24日詳細を見る

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個性豊かな抽象画のつくり方

個性豊かな抽象画のつくり方

レゴ®アートシリーズは、世界中のご家庭にカラフルな創造のエネルギーをお届けしてきました。今回ご紹介する新製品は、より自由な自己表現を可能にするレゴ®アート モダンアートです。

多彩な色と形のパーツを組み合わせて大胆な作品をつくり出せるレゴ®アート モダンアートは、まさに抽象画へ捧げるオマージュ。ご家庭のレゴ コレクションに加えてお楽しみいただくため、セットをカスタマイズして個性豊かな肖像画をつくり出す方法をご紹介します。

まずその前に、抽象画の起源と、なぜ、どのように人気が高まったのかについてご説明しましょう。

抽象画とは?

ルネサンス期から19世紀中頃まで、絵画の目的は被写体を忠実に模写することでした。

しかし、1800年代後期の画家たちは、画家の目から見た現実を描くようになり、そこから印象派絵画が生まれました。

印象派の画家たちは、写真に写したかのように緻密な作風ではなく、被写体の印象や雰囲気を描き出すことに力を入れました。

後期印象派の代表作であるゴッホ「星月夜」のタッチを思い浮かべてください。ゴッホは、どこまでもリアルに現実を描写するのではなく、自分の印象の中から風景画を創作しました。

印象派絵画の流れから、やがて抽象表現主義が登場し、表現主義、キュビスム、シュルレアリスムなどが脚光を浴びるようになります。

これらの芸術運動が、現代モダンアートの基礎を築き上げました。

ただし、これらはあくまでも西洋美術の歴史であることにご注意ください。中国の絵画を例に挙げると、すでに12世紀の頃から抽象画の手法が使われています。同時代に描かれた日本の墨絵も、抽象画に分類されると考えてよいでしょう。

この他にも、レゴ®ブロックで現代によみがえる葛飾北斎 <富嶽三十六景 神奈川沖浪裏>をご覧ください。

とっておきのヒント:抽象画のウォールアートをつくろう

もっと抽象画を楽しみたい方のために、私たちは新たな芸術主義を立ち上げました。その名も「Brickism(ブロックイズム)」。レゴブロックを使って自己表現を楽しむ芸術運動です。

レゴ®アート モダンアートは、まさにBrickism(ブロックイズム)の実践にぴったり。どなたでも、ご自分の創造力を追究し、傑作ウォールアートをつくり出せます。

ではここで、お部屋に彩りを添える自分らしいアート作品をつくるためのヒントをご紹介しましょう。

バランス

構図内の物や形、色といったあらゆる要素に視覚的な重みがあります。それらを対称的に配置すれば、安定感が生まれます。同様に、要素の配置によって、まっすぐな縦線や横線をつくり出す、あるいは構図を三分割して下3分の2に重さを集中させると、落ち着いた印象を与えます。

劇的な構図にしたい場合は、視覚的な重さを偏重させ、意図的にバランスを崩します。視覚的な重さを不均等に配置すると、どんな効果を生むか試してみましょう。

リズム感

形状や色の繰り返しが構図に力と動きを与え、作品を見る人の視線を誘導するテンポが出来上がります。有機的な形状はリズミカルな流れをつくり、構図の中に程よい不規則性が生まれます。それに対し、幾何学的形状は、より規則的な印象を与えます。特定の要素に視線を集めたい場合は、形状の大きさを変えてどんな効果を生むか試してみましょう。

動き

要素の配置によって斜線をつくり出すことで、構図に奥行きや立体感、動感が生まれ、見る人の視線を引きつけます。斜線構図はひとめ見てパッとわかる場合も、そうでない場合も、見る人に新しい視点を提供します。また、背景とのコントラストや彩度と明度の違いを考えて色を組み合わせることによってそこに視線を集め、奥行と立体感を与えることもできます。

ルールは破るためにある

レゴ®アート モダンアートの付属組み立て説明書は、創造の旅の道しるべとなる多彩なアイデアを満載していますが、

それらを参考にするかしないかも、あなた次第です。自由にお楽しみください。抽象画にルールはありません。作品を通じてあなたの思いを表現することが最大の目的です。

大胆に創造力を発揮しましょう。「抽象画の世界に期待の新星あらわる!」なんてことも夢ではないかもしれません。

詳細はこちら

大人向けレゴセットの情報や関連記事は、Adults Welcomeホームページをご覧ください。