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ネットいじめから子どもを守る

保護者向けガイド<ネットいじめ>

どんな子もいじめの対象にされるべきではありません。そこで、万一ネットいじめが起きても、保護者がすぐに気付いてお子さまを守れる準備をしておくことが大切です。

子どもを本能的に守ろうとするのは親の常ですが、人生はいつも順風満帆とはいきません。そのため、何かが起きても対処できる日頃からの心構えが必要になります。

今日、ネットいじめに心を痛めている親御さんも数多くいらっしゃいます。10~12才*の子どもたちに限って言えば、子育て中の悩みの上位3項目に入るほどです。しかし、保護者が事前知識をしっかり身につけておけば、対処できない問題ではありません。今回は、ネットいじめの本質と見分け方、その対応に役立つヒントについてご説明していきます。

忙しい毎日を送る皆さんのために、大切なポイントを下にまとめました。さらに下へスクロールダウンすると、詳しい内容をご覧いただけます。

  • ネットいじめとは、オンライン上のやりとりを通じて相手に繰り返しイヤな思いをさせる行為です。
  • ご家庭でふだんからネットいじめについて話し合っておくと、万一の場合でもお子さまはそれをすぐに察知し、安心してご家族に相談できます。
  • レゴグループが提供する『組み立てながら話そう』シリーズは、オンラインの安全性について楽しくインタラクティブに話し合う機会を作り出します。
  • ネットいじめの原因や解決法を話し合う中から、お子さまは具体的に役立つ知識を身につけていきます。同時に、他者に対する共感力や思いやり、尊敬の念を育てていきましょう。

ネットいじめとは?

ネットいじめも実社会でのいじめと同じように冷やかしやからかい、悪口、仲間はずれなどを伴います。かいつまんで言えば、オンライン上のやりとりを通じて相手に繰り返しイヤな思いをさせる行為です。

子どもたちは、成長の過程で自分の言動が許される範囲を学んでいきます。どこまでが冗談でどこからが嫌がらせになるかは、子どもにとって線引きが難しい問題です。そのため、大人がやっていいことといけないことを教え、子どもたちがネット上のお友だちと安全で誠意あるやりとりができるようになれば、お互いのためになります。

ネットいじめについて話し合う

お子さまがネットを使い始めたら、ネットいじめとその見分け方について説明し、万一被害にあったら必ず保護者や信頼できる大人に相談するように教えます。ふだんから話し合っておけば、むやみに怖がる必要もなく、何かあったときは大人に相談しやすくなります。

レゴグループが提供する『組み立てながら話そう』シリーズは、対話のきっかけ作りにおすすめです。遊びながらオンラインの安全性について楽しくインタラクティブに話し合えます。ちょっぴり怖気づきそうな話題も、ご家族みなさんで遊びながら話し合えば、お子さまに安心感を与えられます。

『組み立てながら話そう』の主役は、もちろんお子さま!そして、いつも元気なアイダ・スイッチディトナンドフが案内役を務めます。所要時間10分または20分のコースをご用意していますので、ご都合に合わせてお選びください。紙と鉛筆、ブロックを用意して、お子さまといっしょに冒険を始めましょう。

このアクティビティには、組み立てやお絵かきをしているお子さまに話しかける際のヒントが含まれています。また、「このキャラクターの態度をどう思う?」や「なんでそんなことをするのかな?」といった仮説的な質問から、「お友だちとどうやって仲良く遊ぶ?」などの具体的な質問も用意されており、ネットいじめについて率直に話し合える信頼関係づくりに役立ちます。

この機会に、誰かにイヤな思いをさせてしまったご自身またはお子さまの体験について話し合ってみるのもいいかもしれません。相手の立場になって考えてみようと促すことが、他者に対する共感力や理解力を育てることにつながります。人への思いやりと共感性を身につけさせるためにも、ふだんからインクルーシビティや気持ちについて話し合ってみましょう。

ネットいじめについて話し合うときに役立つ4つのヒント

楽しみながら話す:ロールプレイを取り入れれば、真面目な問題も楽しく話し合えます。明るい雰囲気づくりと問題の客観視に役立つだけでなく、自分のことをうまく説明できないお子さまが、登場人物に自分を重ね合わせて気持ちを表現しやすくなります。

両方の言い分を考える:小さいお子さまにとって、相手がなぜイヤなことをしてくるのかを知るのは重要です。相手も自分に自信がないか、何かに怯えているのかもしれません。原因がわかれば相手の言動を分析しやすくなり、 仕返しせずにうまく避けたり、他者に助けを求めたりする方法が見つかります。

解決策を考える:自分の抱える問題を誰かに相談すれば、悩みは半分になります。ふだんから「いつでも、どんな相談にも乗るよ」とお子さまに繰り返し伝え、お子さまが相談に来たときはいっしょに問題を解決していきましょう。お子さまが自分の直面する状況と期待する変化を具体的に説明できるのであれば、そのための対策をいっしょに考えます。「学校の先生をはじめ、信頼できる第三者に仲裁を依頼する」「嫌がらせをする相手にされる側の気持ちを説明する」「スマホやタブレットの使用を一時的に止める」などの対応が考えられるかもしれません。その際に最も重要なのは、お子さま自身が「自分の言い分を聞いてもらえた」「こうなってほしいと願う気持ちが尊重された」と実感できることです。

思いやりの気持ちを育てる: ネットでやりとりする相手を思いやることの大切さを理解させます。ネット友だちにハートの絵文字を送るだけでもいいし、相手のことを褒める、目標達成のお祝いをしてあげるといった積極性を促しましょう。

ネットいじめを失くしたいと願う仲間は、たくさんいます。『組み立てながら話そう』のアクティビティを通じて、お子さまの助けを借りながらいっしょに問題を解決していけば、家族の絆が一層強まることでしょう。