健康的なゲーム習慣:保護者の方へのアドバイス
「もう少しでクリアなのに!」
お子さまのいらっしゃる方なら、きっと何度も聞いたことがある言葉でしょう。
デジタル時代の今、ゲームはお子さまやティーンの生活の一部として切り離せない存在となっています。ゲームには、認知機能の成長から社会的な関わりやコラボレーション能力の発達まで、お子さまの成長にプラスになる側面もある一方で、周りの大人の方が、ゲームのリミットを決め、健康的なゲーム習慣を促進してあげることも大切です。
ゲーマーのお子さまのサポートとは何かがつかめてきたでしょうか?では続けましょう。
お子さまの好みについて知る
あるゲームがゲーマー界で絶賛を浴びています。でも、そのゲームのレーティングをご存じですか?
ここでのレーティングとは、コンピュータエンターテインメントレーティング機構(略称CERO)1が定めた分類であり、そのコンテンツがお子さまの年齢に適しているかどうかの目安となります。
- CERO A 全年齢対象 – 年齢区別の対象となる表現・内容は含まれておらず、全年齢対象であることを表示しています。マンガ・ファンタジーの要素は最小限に留められ、軽微な暴力表現や言葉がまれに含まれる場合があります。
CERO B 12才以上対象 – 12才以上を対象とする表現内容が含まれていることを表示しています。Aに比べてマンガ・ファンタジー・軽微な暴力表現の要素がやや多く、飲酒・喫煙や性行為などを想起させるテーマが最小限に含まれる場合があります。
CERO C 15才以上対象 – 15才以上を対象とする表現内容が含まれていることを表示しています。暴力表現、飲酒・喫煙や性行為などを想起させるテーマ、きついユーモア、少量の血液描写、ギャンブルのまねごとが含まれ、まれに強い言葉が使われる場合があります。
このレーティングは、店頭で売られている場合にはゲームのパッケージに表示されています。オンラインの場合はゲームやアプリのダウンロードページの説明部分、ゲームの広告、ゲームのレビューサイト等に掲載されていますので、注意してご覧になってください。
さらに、ゲームをダウンロードしたり購入したりする前にはいろいろと調べてみてください。レビューを読む、ゲームのプレイ動画を見る、などのほか、パパ友・ママ友などのつながりを活用してゲームの内容や教育的メリットなどの情報収集に努めましょう。
最後のトピックは、お子さまがビデオゲームに求めるもの。
それを知る方法はひとつ…
ゲームの何に魅力を感じるのかをオープンに話してもらうことです。それはよい判断材料になるだけでなく、親子のきずなを強めることにもつながります。
ソーシャルに協力してプレイするゲームでの遊びを勧める
スクリーンタイムをソーシャルタイムに!
お子さまにとってオンラインゲームはお友だちとつながる方法のひとつです。最近の調査によると、13~17才の子どもたちの50%が、一日に1回以上ビデオゲームを通してコミュニケーションを取っていると答えています2。
マルチプレイヤーゲームにお友だちや家族を誘うことで、仲間意識を感じる機会をつくれるのではないでしょうか。ゲームでのコラボや協力から、チームワークやコミュニケーションの力を養うことができます。そんなときにぴったりなのが、レゴ ビデオゲーム。画面分割対応で並んでプレイできるゲーム機用・パソコン用アドベンチャーゲームをご用意しています。
いっしょに並んでプレイすれば、会話も弾むことでしょう。マルチプレイヤーゲームのあとは、オンラインで偽情報(フェイクニュース)を見つけた場合の対処法など、オンラインのセキュリティについて話し合うのはいかがでしょうか。
リビングルームの外でのアクティビティなら、地元のゲーム大会やゲームクラブに参加して、バランスのとれたスクリーンタイムの実現を目指しましょう。大会やクラブに参加すれば、共通の趣味を持つゲーム仲間とリアルにつながり、友だちをつくることができます。
最後に、チームワークで何かをやり遂げるゲームを探してみましょう。プレイヤーが効果的にコミュニケーションし、連携して協力できたときにクリアできるようなゲームです。
大切なライフスキルを培えるゲームなら、応援したくなりませんか?レゴ ゲームにもそんなゲームをご用意しています。