レゴ®ゼルダの伝説™ セットの開発秘話
1986年、スーパーマリオ™シリーズで知られるヒットゲームメーカー任天堂が発売した『ゼルダの伝説』は、瞬く間に世界中のゲーマーたちの心を捕らえました。
ハイラル王国でリンクやゼルダ姫が繰り広げるハラハラドキドキの冒険に魅了され、関連セットの登場を待ちわびるレゴファンも数知れず。
そして、とうとうこのときがやって来ました!
レゴ史上初、ゼルダの伝説シリーズの登場です!
レゴ® Insidersウィークエンドがやってくる!11月23日~11月24日詳細を見る
1986年、スーパーマリオ™シリーズで知られるヒットゲームメーカー任天堂が発売した『ゼルダの伝説』は、瞬く間に世界中のゲーマーたちの心を捕らえました。
ハイラル王国でリンクやゼルダ姫が繰り広げるハラハラドキドキの冒険に魅了され、関連セットの登場を待ちわびるレゴファンも数知れず。
そして、とうとうこのときがやって来ました!
レゴ史上初、ゼルダの伝説シリーズの登場です!
そこで今回は新セットの発売を記念して、開発担当デザイナーのウェス・タルボットとオースティン・ウィリアム・カールソンにインタビューしました。大のゼルダファンを公言する2人からどんな話しが聞けるでしょうか?
「ゼルダの伝説 時のオカリナをはじめて手にしたとき、たちまち夢中になりました。今ではシリーズ全制覇しましたよ」と語るウェス。
NINTENDO64(N64)用アクションアドベンチャーゲームとして発売された『ゼルダの伝説 時のオカリナ』は、ゲーム史上でも1・2を争う傑作と言われています。
もちろん、オースティンも熱狂的ファンです。
「不朽の名作ですよ。ありがちな心温まるおとぎ話のようですが、ストーリー展開をいくらでも変えられるから、プレイするたびに新しい発見があります。ハイラル王国を何度も訪れたくなるのは、そのためです」
レゴグループがゼルダの伝説シリーズの開発に着手したとき、百戦錬磨のプレイヤーであるウェスとオースティンはやる気満々でした。
しかし、すでにゼルダの伝説シリーズは20作を超えるゲームが発売され、そのどれもがハイラル王国を魅力的に描写していたため、その中からいったい何を組み立てセットにすべきかで頭を悩ませました。
そこで任天堂の協力を仰ぎ、最終的にデクの樹 2 in 1が選ばれました。
「デクの樹は大きさや見た目の美しさだけでなく、ゲームシリーズを通じて登場するキャラクターであることが決め手になりました」とウェスは言います。
確かに、デクの樹は『時のオカリナ』や『ブレス オブ ザ ワイルド』をはじめ、同シリーズのゲームに何度も登場しています。
組み立てセットには、その他にもキノコやラディッシュ、ハイリアの盾、マスターソードなどの厳選アイテムが盛りだくさん。
ゲームでおなじみのアイテムやギミックをできるだけたくさん取り入れようとウェスが張り切る一方、オースティンはミニフィギュアのデザインを担当しました。
「誰にも真似できない、とっておきのものをつくり出すには、どうしたらいいのか考え続けていました。その答えを手っ取り早く見つけるには、組み立ててみるのが一番だと気付いたんです」とオースティンは言います。
しかし、膨大な数のコスチュームや防具の中から、いったいどれを選べばいいのでしょう?
そこでエキスパートの力が必要になりました。
「任天堂開発チームの協力を仰ぎ、コンセプト開発を行いました。その工程を経ることによって、ゼルダの伝説とレゴブロックの良さを完璧に融合できたと思います」とウェスは語ります。
本セットの発売にあたり、任天堂『ゼルダの伝説』シリーズ総合プロデューサーの青沼英二氏から次のようなコメントをいただいています。「お子さんから大人まで、多くの皆さんの創造力をくすぐり続けて来たレゴブロックの世界に『ゼルダの伝説』も仲間入りすることになり、とても嬉しく思います。『ゼルダの伝説』の世界をレゴブロックで表現する上でまず実現したかったのが、この“デクの樹”でした。『ゼルダの伝説』の世界にマッチしたユニークな仕掛けで『時のオカリナ』と『ブレス オブ ザ ワイルド』の2つの異なるバージョンのデクの樹を作ることができるセットになりました。今まで触れることの出来なかった『ゼルダの伝説』の世界を、皆さんの手で思い思いに楽しんでください」
ゼルダファンの2人がつくり上げた本セットは、初期のゲームをプレイした方にも、最新のオープンエアコンセプトのゲームしか知らない世代にも、ご満足いただけるディテールを満載しています。
大変長らくお待たせいたしました。レゴ®ゼルダの伝説™ デクの樹 2 in 1、満を持しての登場です。
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