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レゴ®アイコン <i>ロード・オブ・ザ・リング</i>:バラド=ドゥーア™を探訪するガイドツアー

レゴ®アイコン ロード・オブ・ザ・リング:バラド=ドゥーア™を探訪するガイドツアー

指輪の仲間たちはリベンデルを出発し、モルドール国の奥深くへと進んでいきます。滅びの山へ向かう彼らの前に立ちはだかったのが、中つ国で最も恐れられる冥王サウロンの居城バラド=ドゥーアでした。

指輪の仲間たちの後を追うように、レゴ®アイコン ロード・オブ・ザ・リングコレクションもリベンデルからモルドールへ向かう旅の途中でバラド=ドゥーアにたどり着きました。

5,000ピースを超えるパーツを使い、細部までリアルに再現した悪の要塞には至る所にサプライズが仕込まれ、特製ミニフィギュアも付属しています。そこで今回は、このセットのことを誰よりもよく知るデザイナー、アンティカ・ブラカノフに話しを聞きました。

いちファンからサウロンお抱えのインテリアデザイナーに転身

「今でも数カ月に一度見返すぐらい、とにかくロード・オブ・ザ・リングの映画が大好きなの」とアンティカは満面の笑みで話し出しました。

「もちろん原作は全部読んだし、ビデオゲームも完全クリアしたわ。ねっ、どれほど好きかわかるでしょ」

なるほど。

とは言え、バラド=ドゥーアの内装は原作に詳述がなく、映画にも出てきませんでした。

「参考になるものは何もなかったわ。映画の最後でサウロンの目と塔が崩壊するけれど、三部作のどこにも塔内部の描写はなかった」とアンティカは言います。

通常の製品開発プロセスでは、すでに構造が分かっているものをレゴブロックで再現します。しかし、このプロジェクトでは、モルドールの建築家かインテリアデザイナーになったつもりで一からデザインを描き起こす必要がありました。

アンティカ率いる担当チームは、「冥王の居城の中にいる自分」を常に想像しながら、筋道を立てて作業を進めました。

「まず、オークが盾や剣、兜をつくるかじ場。地下牢には吊り下げ式の檻があって上げ下げできるの。その上はオークの食堂。コップや骨があちこちに散らばって汚いのよ」

上階へ行けば行くほど、冥王の存在感が増してきます。

「食堂の上に当たる玉座の間には、中つ国の地図とパランティアがあるわ。遠くのものを見ることができる水晶球のパランティアは、画像付きの新パーツです」

玉座の間には、身の毛もよだつキャラクターの居室もつくりました。

「ここには、サウロンの口の部屋と書斎もつくったの。数千年も生き永らえたサウロンのことだから、きっと自分の知識や魔法の呪文を書き記した本をたくさん持っているだろうと思って」

そして、いよいよ塔のてっぺんに到着します。

「塔の一番上にあるサウロンの目はライトブロックで不気味に光り、上下左右に動いて中つ国ににらみを利かせる姿が迫力満点!」

ひとつのミニフィギュアがすべてを統べる

リベンデルにせよ、バラド=ドゥーアにせよ、ロード・オブ・ザ・リングのキャラクターが登場しなければ、物語は始まりません。今回のセットには、どんなミニフィギュアが入っているのでしょうか。

「最重要人物の冥王サウロンは、兜のデザインも新しくなった本セット限定の特製ミニフィギュアです。その他にも、サウロンの口、ゴスモグ、2種類のオークが付いています」

もちろん、悪者だけではありません。アンティカたちは善悪のバランスを考えた人選をしました。

「お話づくりの幅が広がるようにフロドやサム、ゴラムも入れました。映画の中でこの3人は塔の中に入りませんが、サウロンの目をかいくぐって滅びの山へ向かったので」

まとめ

ロード・オブ・ザ・リングは、善悪の戦いを描いた壮大な叙事詩であり、大半のファンは指輪の仲間たちに肩入れします。

その点を踏まえ、アンティカにファンの反応を予想してもらったところ…

間髪入れずに即答してくれました。

「きっと気に入ってくれると思うわ」

今回のインタビューを通してモデルの中身とそこに込められた想いを知った私たちも、そうであることを願っています。

© New Line Productions Inc. All rights reserved. THE LORD OF THE RINGS TRILOGY and all names of the characters, items, events, and places therein are ™ of Middle-earth Enterprises, LLC under license to New Line Productions, Inc. (s24)

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