レゴ®スター・ウォーズ™ 究極のコレクターシリーズの変遷

遠い昔、はるか彼方の銀河系に現れたレゴ®スター・ウォーズ™ 究極のコレクター（UCS）シリーズ。

新世紀の訪れとともに華々しく登場し、あの伝説的なスター・ウォーズの世界で繰り広げられた劇的な一幕を切り取った精巧な組み立てモデルをお届けしてきました。

そこで発売25周年を記念し、初期に発売された同シリーズの人気モデルをリニューアルすると共に、モデル開発のウラ話などを満載したスタイリッシュな記念本を発売します。

今回は、この新作セットのすべてを知り尽くしているレゴ デザインマスターのヘンリック・アンデルセンにインタビューしました。ヘンリックはUCSシリーズ第1弾のモデルデザインを担当した大ベテランです。

ファイター襲来！

『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』では、再建された第2デス・スターをめぐり、反乱同盟軍のファイターと新型タイ・ファイターが攻防を繰り広げます。

この新型機こそタイ・インターセプターでした。

進行方向に突き出た4枚の翼の先にレーザー砲を搭載し、スター・ウォーズシリーズの中でも記憶に強く残る戦闘機の一つに挙げられます。

そのアイコニックなスタイルは、Xウィング・スターファイターと共に栄えあるUCSシリーズ第1弾の組み立てモデルに選ばれました。

今回発売の新作セットについて、「過去のUCSシリーズとは全く違うものにしたかった」と言うヘンリックは、タイ・ファイターの新境地を求めていました。

リアルさをさらに追究するため、翼からコックピット内部、レーザー砲、リヤエンジンまですべて設計し直し、映画で見た戦闘機を忠実に再現しようとしました。

「コア部分をさらに丸くしました。基本は八角形なので、八方から組み立ててひっくり返し、ボウル状になるようにしたんです」

デザインで最も苦労したのは、前方に突き出た独特な形状の翼でした。これは標準型のタイ・ファイターと全く異なる特徴です。

大きな翼が反り返らないようにするためには重量配分がカギでしたが、ヘンリックは型破りな解決策を見出しました。

「どんな方法を試しても翼が反り返ってしまう」問題を解消するため、ヘンリックはレゴ テクニックシリーズのパーツを取り入れて安定性を改善しました。

次は重量配分です。「翼の前半分をできるだけ軽くして、後ろ半分には小さいパーツを使うようにしました。パーツ数が増える分だけ、後ろ半分の重量を増やせるからです」

この画期的な発想から新しい組み立てテクニックが生まれ、理想的な重量配分にたどり着きました。

「組み立てる方向を変えることを思いついたんです。中心部を翼とは逆方向に組み立てれば、ディテールアップによってより細かい細工が可能になります」

完成した大迫力の戦闘機モデル（長さ 約40cm／ピース数1,931）は、専用スタンドに情報プレートやレゴ スター・ウォーズ 25周年記念ブロック、タイ・パイロットやマウス・ドロイドのフィギュアといっしょに飾って、リアルなディスプレイをお楽しみいただけます。

究極のコレクターシリーズとは？

UCSシリーズは、リアルさとディテールを極めた大型モデルの組み立てを通じて、熟練ビルダーをも満足させる充足の体験をお届けします。組み立てを通じてそれぞれのセットの持ち味を存分に引き出し、極めつけのディスプレイを楽しめます。

デス・スターからスーパー・スター・デストロイヤー、クローン大戦の戦艦、マンダロリアンのレイザークレストに至るまで、UCSシリーズは映画に登場した印象的なロケーションや乗りものをテーマにスター・ウォーズファンの情熱をそそるラインナップを揃えています。

スタイリッシュな特製記念本

レゴ スター・ウォーズ25周年を記念して、モデル開発を担当したクリエイターのインタビューや、デザイン画、開発のウラ話などを満載した記念本を刊行します。

外箱付きの豪華記念本には、制作段階のアートやスケッチをはじめ、ロゴ付きポストカード、未制作のアニメ脚本、新しい組み立て説明書などの超レアアイテムが満載です。

25周年を祝して

レゴ スター・ウォーズ タイ・インターセプターは、スタ・ウォーズファンであれば誰もが自宅に迎え入れたくなる待望の新作です。じっくりと時間をかけて組み立て遊びの醍醐味を味わいながら、会心のディスプレイモデルをつくり上げることができます。ご自宅のインテリアとして、あるいはファン仲間へのプレゼントにおすすめします。

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